町田市長への申入れ

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2024年3月28日
町田市長には、再度の調査の実施、再調査報告書の訂正と公表の停止、「殺し方ノート」実物の閲覧及び全ページの写しの開示、市及び教育委員会からの謝罪など、計5項目の申し入れをしました。

再調査では事実認定が概括的で実態解明がなされていない、調査が不十分、いじめの定義の間違い、いじめが自殺にどのように影響したのかの検証がないことから、いじめの事実関係を明らかにして、何故娘が亡くなったのかを明らかにしてほしいとの思いで再度の調査の実施を申し入れました。

「殺し方ノート」については、再調査報告書で言及はされていますが、抽象的、概括的で、具体的に全てを明らかにされるには至っておりません。娘に関しては全部で5頁に記載があるとされていますが、私たちが知っているのは2頁だけです。残りの3頁に何が書かれていたのか、明らかにして欲しいです。

「ドッキリ」については、再調査報告書で言及はされていますが、概要しか記載がされておらず、学校内部で作成されていた2021年2月23日付調査報告書に記載のあったドッキリの計画書についても言及がないなど、ドッキリの実態が明らかになっていません。

「チャットでの悪口」については、再調査報告書では、ほんとうざいよね」「死んでほしい」しか記載がなく、娘に対してチャット上で浴びせられていた暴言の一部のみを切り取っており、学校が作成した資料から明らかなはずである暴言等についても具体的に明らかになっていません。

再調査報告書では、悪口を書かれたり言われたりした子どもがそのことを知らない場合など、対象とされた子どもが心身の苦痛を感じるに至っていないときには、当該言動は、いじめには当たらない」との解釈を示し、「殺し方ノート」についてはいじめではないとしています。

娘の殺し方を描くという、こんな残酷なことが、いじめではないとされてしまっているのです。知らなければ、何をしても良いと言っているに等しく、このような考えがまかりとおってしまうと、いじめを助長することに他なりません。再調査委員会のいじめの定義は間違っています。

再調査報告書では、遺族の氏名に誤りがあります。昨年、面談した際にも、間違いは指摘していましたが修正されることもありませんでした。
公表もしないで欲しいと、調査委員会にも町田市にも事前に伝えましたが、一方的に記者会見を実施され、公表までされてしまっています。

遺族の反対にもかかわらず、2月21日に報告がなされ、記者会見まで行いましたが、その後、町田市から遺族には謝罪や説明はもとより、何らの連絡すらありませんでした。
そのため、遺族から面会の申し入れをして、昨日ようやく面会をしたのです。

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